Labo.リード曲『JUICY』について思ったこと。
久しぶりに書くけど、SNSでは長くなりそうだったので。
思ったことをまとめて。
Snow Manの2ndアルバムのリード曲がすごいよかったよーというお話。
去年SNOWMANにハマったよーと少し書いていたのですが、そのまま頭のてっぺんどころか深海まで潜っています。
9月に発売されるアルバムのリード曲『JUICY』について。
↓以下は極めて個人の薄っぺらい音楽の感想です。
初めて聞いた時、また結構攻めた選曲をしたな〜とニマニマ嬉しくなりました。聞く人をあさっての方向へ連れて行ってくれる選曲。
またそれらが、メンバーごとにテーマに沿ったセレクトを担当してセレクトした曲だということ、『JUICY』をセレクトしたのが宮舘涼太さんだと知って、舘様株が爆上がりストップ高までブチアゲでした。
少し懐かしい感じのファンク、R&Bの雰囲気のイントロ。英語多めの歌詞。
シンプルなAメロ〜メインボーカルには低めで絡み、Bメロにはファルセットの高めの絡み、盛り上がったところで口笛っぽいメインメロディにサラッとしたファルセットのコーラス、一度クールダウンするところはシンプル且つ実はバカテクなダンスで見せて、盛り上げるスラップベースの効いたサビへの連携する運びのうまいことよ!!
曲の終わりを長引かせずにギターリフとため息でサラッと終わらせて、「え、今の何??」ってくらいあっさり。
曲の印象として一番にくるのは、Mroon5『SUGAR』
MVでのパーティーに乗り込んでいく感じや、釣られてオーディエンスも踊り出すところなんかはかなりかぶるところもあると思います。
個人的にこのサプライズな感じのMVが大好きで、SnowManのMVが公開される直前まで見てたから似たようなシーンがあってめっちゃびっくりしました。
MVの4:00くらいで、テンション上がったお客さんがウィンドミルやアクロバット決めてるのもちょっと似てて嬉しいw
で、さらにルーツっぽいなと思うのが、80年代のディスコファンクかと思うのです。
ていうか、クィンシー・ジョーンズやスティービーワンダーあたりから、Earth , Wind & Fireあたりはがっつりサウンドの雰囲気をインスパイヤしてると思います。
私がDJなら「JUICY」と「Let's Dance」をマッシュアップして、フロアを混乱させたいくらい。
地声とファルセットの組み合わせ以上に、踊るようなスラップベースの主張の強さが近い気がするんですよね。(音楽に関しては、限りなく素人)
今までのファンクっぽいベースが前面に出ているのが、9人のダンスをより引き立てているように思います。曲を理解して「JUICY」というイメージにぴったりの緩急のはっきりしたフリとフォーメーション。
ダンスプラクティスが全員を見ることができるのですが、あえて世界観・シチュエーションを作ったMV。踊っているところがテーブル、バーカウンター、ワゴンというレストランの一角なのも映え満点。
「JUICY」は「みずみずしい」と直訳で考えるとテーブルの上にあるお料理やフルーツを連想しがちですが、スラングっぽく考えると「はち切れそう(熟れた果物とかけて)」「セクシー(かぶりつきたくなるほど)」過激なものもあったりするので、中華レストランの料理や店内の雰囲気と合わせてさらに意味深になります。
これをプロデューサーが選んで、アラサー男子に歌って踊らせるなら「いい仕事しますね!」って拍手ものですが、メンバーが選んでメンバーが振り付けして全員がJUICYに踊るっていうのがめちゃすごくないですか?
自分達の魅せ方とそれから生まれるフィードバックをわかっているからこその、神曲になっていると思います。
某雑誌で「夏は洋楽をよく聞いていた」と宮舘さんが語っておられましたが、洋楽とひと言に言っても幅広くて。宮舘さんが以前youtubeのクイズの解答でカート・コバーンの名前を出していらしたのも、「え?ニルヴァーナ聞くの??舘様!!」ってびっくりしたことを思い出したり。*2
もし『JUICY』が80年代ディスコファンクの影響を受けているなら、育ってきた環境に常に音楽が流れていたのかなと、勝手に想像してしまいました。
これがプロモーション曲として音楽番組でパフォーマンスされると思うと楽しみでしょうがないし、他のメンバーの担当した選曲がどんなものなのかもメンバーの音楽センスを覗き見できるようでワクワクします。
ちなみに私が春先から、真夏にかけて聞いていたのはこの辺り。