ani-rockin' talkin'

アニメとロックをつらつらと

プロメアをみました

最初に観たのは公開して2週目くらいかな?
レディスデイだったので、映画館は女性多めでした。

promare-movie.com

 

トリガー作品『キルラキル』や『グレンラガン』好きなら、絶対好きなはず!と言われるので、やっぱり好きでめっちゃ楽しみましたし、案の定リピーターです。

アニメ好きと並行して、結構前から劇団 新★感線を追っかけているのです。*1

プロメアの脚本は座付の中島かずきさんで、中島さんらしい外連味たっぷりの爆走状態。出てくるガジェットや演出効果はアニメ作品ならではです。

が。

が。

ストーリーは新★感線のほうが近いかなと思いました。

※公開からだいぶん立っているので、ネタバレ気にしません。ありがちな感想なので、何を今更という感じです。

敵役に回っているクレイが「悪役」かというと、そうでもなくて。彼は彼なりの正義でもって、最善を尽くそうとしているんですよ。クレイが使う瞬砕パイルドライバーも滅殺開墾ビームも、全て避難した先で速やかに居住環境を作るために用意されたもので、戦闘用ではなんですよね。

敵役が悪役じゃないっていうモンヤリが残るところは、五右衛門シリーズや髑髏シリーズなどの舞台作品の色合いが近いと感じました。

数少ない私が生で拝見した新★感線作品では『蛮幽鬼』がありますが、得体の知れない謎の男シキ役を堺雅人さんが演じられていて、それまでは人の良い笑顔だったのが花道で立ち止まり意味の違う笑顔を浮かべられた時に、偶然花道脇の席で見ていた私は背筋凍るかと思うくらいビビりました。*2
たしか、早乙女太一さんもこの舞台が初新★感線だったと思います。

レオの声が早乙女太一さんで、キャラデザに対して低いかな?と最初は思っていたのですが、中島脚本特有の畳み掛ける早口がとても似合っていて、この配役がベストマッチです。

ガロの松山ケンイチさんは、『蒼の乱』の将門役がこんな感じの勢い男子だったので違和感なし。この作品にも早乙女さん出演してます。
『髑髏城の七人・風』はもう少し落ち着いた大人っぽい印象でした。

髑髏城の七人は通称『ワカドクロ』にも早乙女さん出演しているのを拝見していて、私遭遇率高いな……。

 

プロメアが面白かった人には、ぜひ新★感線の舞台も見て欲しいなーと思う次第です。

舞台のチケットが取りにくいとか、劇場まで行きづらいという人には映画館でも見れるゲキxシネをオススメします!
時代劇っぽい題材を極彩色なエンターテイメントに仕上げたストーリーは一見の価値があります。

www.geki-cine.jp

*1:チケット代が高いのと、チケット戦争に負けがちなので、最近は年に2回見れればいい感じです

*2:それ以降、ドラマなどで堺さんを拝見しても、裏があるのでは……と勘ぐってしまいます。