ani-rockin' talkin'

アニメとロックをつらつらと

銀魂と主題歌と三連ハネのリズム

実写版「銀魂2」がそろそろ上映終了しそうなので。

ちなみに私は4回見に行きました。
初日に友人と1回、純粋日本人の友人と何故か「日本語字幕版(海外の方向けの)*1」、一人で1回、先週ギリギリで副音声コメンタリー1回(大爆笑した)。

連載が終わるかもしれないという9月上旬には情緒不安定で謎の胃痛を起こした程度には、銀魂ファンです。

実写1のときはいろいろ不満もあったのですが、2になって作品のクオリティが上がったのかこっちが慣れたのかいろいろ不満や言いたいことはありますが、映画は純粋に楽しめました。

 

↓以下、音楽素人のたわごとですのであくまで個人的意見です。

1で個人的に違和感を覚えたのが主題歌でした。


UVERworld - Decided

曲単体なら好きな方なのですが、銀魂の主題歌って言うと??って鳴ってしまって。
強いて言うなら「解釈違い」。
これがいいっていう人がいて、これで行こうって制作が決めたのだから、私の解釈がずれてたんでしょうね。

なので、2の主題歌がBackNumberに決まった時若干不安視してました。
バクナンというと恋愛の曲が多くて、泣かせに来るメロウなタイプの曲が来たらどうしよう……。


back number -「大不正解」Music Video (映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』主題歌)

杞憂でしたね!
さすがジャンプ歴20年、銀魂とは連載当初から添い遂げてきただけある小汚いヤロー感マシマシな感じが、(私個人的に)ぴったりです。

イントロの音数少ない三連ハネ音から始まってテンション爆アゲなサビ。
歌詞も原作によりそっている印象で、映画のテーマになった動乱篇にピッタリはまってます。

で、あれこれもしかして似てない??って思ったのが


BLUE ENCOUNT 『VS』【テレビ東京系アニメ「銀魂」ポロリ篇オープニングテーマ】

ポロリ編というギャグ回ばかり集めたシーズンだったので、印象薄いかもしれませんが、個人的にはここ数年のうちでは一番好きなOP曲です。
イントロのギターソロからリズム隊の入り方がにてるかな?と。サビから始まるのと、Aメロから始まるのの違いはありますが、サビのコード進行も若干似ている気がします。
歌詞も若干喧嘩腰で、まだ熟しきれていない若造感満載。
最近のブルエンにしては珍しい全編日本語詞なのも、印象的です。

でもなんかまだこれもう一つあるようなと思って、iTunesシャッフルしてたら


DOES 『バクチ・ダンサー』

これですよ!ライブ盤しか見つからなかったので若干わかりづらいかと思いますが…。

アニメ版紅桜篇の主題歌。銀魂の主題歌といったら5本の指に入る名曲。3連ハネのリズム、男っぽくて汗臭い歌詞とVoの声。
専門家じゃないので上手く言えないのですが、コードも進行もリズムもなんとなくにてると思うんですよ!!
騙されたと思って、上から全部並べて効いてみてください!

歌詞でも

バクチ・ダンサー「バクチ・ダンサー 踊ろうよ」
VS「よろずの宴で舞い踊って」
大不正解「さぁ好きに踊ろうぜ」

と「踊る」ことがキーに鳴っています。

多分「バクチ・ダンサー」を銀魂という作品の『魂』としてレスペクトして、他の2曲が作られたんじゃないかなーと。だったらいいなと勝手に妄想しています。

 

大不正解

大不正解

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
VS

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バクチ・ダンサー

バクチ・ダンサー

  • DOES
  • J-Pop
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銀魂―ぎんたま― 74 (ジャンプコミックス)

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*1:ダンディっぽい初老のオジサマがめっちゃ笑っていらして、逆にびっくりしました。あれは、ジャパニーズ侍じゃないよ……